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40代主婦の七転八倒雑記ブログ

サンカーになりたいと思って実践した話

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「サンカー」とは。

 

感謝や感謝の気持ちを表す人 

 

 最近、話題のようです。

 

先日急遽、ポケットWi-Fiが必要になり、電気屋さんに問い合わせの電話を入れるところから始まりました。

とにかく契約したら直ぐに使えるのかが重要だったので、それを第一に色々と質問しましたが、終始丁寧な対応。

「丁寧な対応」なんて当たり前の日本ですが、分かりやすく、高圧的でない口調。

矢継ぎ早の質問にも戸惑う事なくピンポイントで教えてくれる。

使う場所で電波が届くかどうか、貸出機もあるということで、このWi-Fiの会社が入っている大型電気店に車を走らせました。

 

大型電気店で、携帯など扱ってる大手3社(+色々)のコーナーがだいぶ広くなってきた昨今、大手3社ではない電波系統のカウンターに行くなど初めてでした。

電話対応してくれた人ではない人が「お話は伺っております」と、

これまた腰が低く丁寧な対応。申し送りも十分取られている様子。

それでいて馴れ馴れしくもなく(←これ、結構嫌です)

疑問点もちゃんと押さえていてくれたので、説明の二度手間が省け、貸出機を直ぐに受け取ることができたのでした。

この時点で契約するかしないかはまだ未定だったのですが(頼まれた案件だったので決定権はない)

契約してあげたい気持ちでいっぱいになりました。

 

これ、大事ですよね。

いくら安いだの何だの謳われても、対応した人が不躾だとやはりためらってしまいます。

その人のせいでその会社が嫌いになってしまいます。

社員はやはり、会社の顔なのです。

 

貸出機で電波チェックできたので返却がてら次の日に契約する運びとなり、今度は電話対応してくれた人が直々に説明してくれる事となり、

諸々全てがスムーズに、2日間で終わりました。

2日間、終始気持ちが良かった事はお伝えしなければいけないと思い、この会社のHPを開いて御礼のメールを送ることにした訳です。

 

普段から、飲食店でのアンケート用紙などにはクレームではなく良かった気づきなどを書くように心がけてきました。

最近は、副業でのやりとりで評価を頂ける立場にありますが、クレームはほとんどなくいつもお褒めの言葉を頂戴して有難い気持ちでいっぱいになります。

褒められると凄く嬉しくなり、もっと丁寧に頑張っていこうと思えます。

それぐらいの感動なのです。

お金では買えない満足感です。

 

「こんな対応は普通で、わざわざメールするほどの事ではない」と言ったらそれまでで、わざわざ会社のホームページを開いてまで伝える・・・と言うところに、

「サンカーへの一歩」があると思うのです。

「それぐらい私は気持ちのいい対応をしてもらい、嬉しかったので褒めてあげて下さい」と、

対応してくれた社員お二人の名前を書き、店舗名、こちらの名前と住所、職業も全て書いて送信しました。

 

私は携帯大手3社のうちの1社を約20年使ってきたのですが、

接客ではいい印象は受けず、この職種の対応はそんなものだと思っていました。

(もちろん全ての店舗の全ての社員の方達がそうとは限りませんが、引っ越して店舗エリアが変わってもそういった印象が拭えませんでした)。

特にキャリア変更は考えず、手続きが面倒なので惰性で20年も契約してきたことをとても後悔しました。

「大手の信用と安心感」に高いお金を払ってきたのですね・・・。

1000文字ぐらい愚痴ってしまった文章をここまで凝縮しました。

これ以上続けると、記事の意味を失ってしまうのでこの辺にしておきます。

 

煩雑な手続きを躊躇して、疑問を持ちながらそのままにしておく方がたくさんいるのではないかと思います。

この丁寧な対応のポケットWi-Fiの会社は携帯電話や自宅のWi-Fiの変更も薦めてくれたのですが、全てここに移行したくなるほどでした(法人なので簡単に変更ができませんでしたが)

面倒臭がらず、色々と見直してチャレンジしていくことは本当に大切です。

このような良い対応に恵まれた訳ですから。

 

教育がきちんとなされていたのか、いい人材を採用してきたのか、やらされてる感がなく、良さのアピール、デメリットもきちんと説明、

そういった真摯な対応をしてくれた感動は、どんどん伝えていくべきだと切に思いました。

 

後日、こちらの会社から丁寧な返信も頂きました。

(中略)、このたびは弊社社員について温かいお言葉をお寄せくださり、社員一同感激しております。〇〇様のご意見やお褒めの言葉は、全社員の励みとなりました。

今後も「当社と関わるすべての人たちとのコミュニケーションを大切に”信用”と”信頼”を構築する」という経営理念の下に、よりよいサービスのご提供ができるように努めてまいります。

ひと言お礼を述べたく、メールいたしました。

今後も変わらぬご愛顧のほど、お願い申し上げます。

 このメールを頂いて、さらにこちらもまた有り難い気持ちになりました。

 

この社員お二人が、会社側から直々に褒められたら「もっと頑張ろう!」って思ってくれるかもしれない、

他の社員にも相乗効果が生まれるかもしれない、

結果、気持ちのいい契約ができるお客さんが増えるかもしれない、

そうすれば口コミで会社の評判が上がっていくかもしれない、

業績が伸びた会社の対応を、評判の下がった大手がチェックするかもしれない、

そうやって少しずつ変わっていく鍵を握るのが、

このサンカーの活動かもしれないですよね。

 

この先も、また何か感謝の気持ちを述べたくなったら、ちゃんと伝わるようにわざわざHPを開いたり、一筆書いたりすることを、

手間暇惜しまず続けていきたいと思います。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。