嫁姑の会話の中で学んだ事は
こんにちわ。こえりだすぅです。
夫の実家に帰省していました。
帰省と言っても、夫が経営する2つの会社のうちの1つの工場があるので
様子を見に行きがてら、親の様子を見に行くと言うものです。
義母は75歳の今でも現役でその工場で働き、従業員に指示を送っています。
息子が来たときは工場を任せて休むことにしています。
元気です。
色んな苦労を重ねながら生きてきた義母は好奇心旺盛で、「老い」や「痴呆」などはこの先無縁なんじゃないかと思うぐらい元気で頭が下がります。
義母の家で私はノートPCに向かい、受注業務を行いながら母と色々話をしていました。
午前中は義母の話し相手をしています。オリンピック〜コロナ〜政治・経済〜スマホ機種変〜芸能ネタまで。幅広くて敬服。
— こえりだすぅ (@fumichaco_ree) 2020年7月18日
日常の様々なニュースを、自分の疑問を挟みながら、話します。
私もそれに合わせて見解を述べる・・・。
つまり、自分も普段何の情報に触れて何の知識を得ているのか、如実にあらわにされるのです。
今回の帰省で、何だか頭がさっぱりとして充実感があったのには、
質問に答えながら、自分も頭の中で整理して意見を交えながら説明などしたりしてアウトプットできたことにありました。
義母は義母で、自分か読みこんできた色々な本の書評をしてくれました。
義母もこうしてアウトプットできているのです、いつも。
ボケる訳がありません。
今までだと何となく相槌を打って流してしまいがちでしたが(ごめんなさい)、
何を読んでどんな感想を持ったのか、留意して耳を傾けました。
その場で検索し「これですね?」と確認し、直ぐに手に入れ、読むこととします。
コロナ関連、オリンピック、go to キャンペーン、安倍政権、経済再生、豪雨、梅雨明け・・・
これら盛沢山の話題をふられ、毎日、朝と夜に必ず見る日経のニュースで誰かが言っていたことを、頭の中でフル回転にして、纏めて伝えました。
「誰かの意見」であって自分の考えではないのですが、さも自分が考え出した意見かのように偉そうに語るのは得意な私です。
ゆっくりと説明しながら「~と〇〇が言っていたよ」と、一応付け加えましたが
にわか説明であっても、この作業で自分でももう1回、理解し認識し、知識としてインプットできたことはいい事です。
午後から義母のスマートフォンの機種変更に行った際も、4G→5Gの説明や、
アンドロイドの説明、アップルやグーグルの説明、アメリカと中国の関係なども
auのお姉ちゃんの説明の合間に、そんな補足を隣でぴらぴらとアナウンスしました。
データの移動にSDカードが必要だったので、それについても説明。
義母は色んなことを、子供のように質問しては「はぁー」とか「そうなの・・・」と
感慨深い様子。
「そんなこと言われても分からない」とは絶対に言いません。
一生懸命受け入れて、自分のものにしようとする姿勢はとても素晴らしいです。
自分が75歳になった時にこのような飽くなき探求心を持ったままでいれるかな?と
自問自答してしまったぐらいです。
帰ってからは、持病の近況、最近もらった薬が良かったそうなので、すぐにその薬も検索し、ここで自分も頭に入れておく。
自宅に戻ってからノートに記すため、その薬の画像を取るなど。
義母は帰り際に、「今日は色々ありがとうね。鯖の干物を贈っておくからね」と言いました。
1日の会話の中で、さりげなく私の好きな食べ物をリサーチしていたのですね。
切り出しは「肉と魚とどっちが好き?私は肉なんだよ」と、普段の献立の話を始めただけだと思った他愛もない会話の中で、
こうやって探っていたとは、やはり長い間仕事を通して取引先への感謝や気遣いの心を忘れなかった商売人の気質は健在なんだなと敬服しました。
「話相手をしていた」なんて偉そうにツィートしていましたが、実は「話し相手をしていた」のは義母の方かもしれません。
嫁の取り留めのない「にわか説明」に耳を傾け、相槌を打ち、承認欲求を満たしてくれていたんじゃないかと(笑)
まだまだ未熟な義理の娘で申し訳なかったなぁという話でした。
いつもと違い、流さずに色々と話しを受け止め、気づきを発見できたのは、
こうしてブログやTwitterで発信しながら、脳内の何かがわずかながら改善されていたのかもしれない・・・と、前向きにとらえよう。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
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