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40代主婦の七転八倒雑記ブログ

夫と1日中一緒に家で仕事をしている私がコロナ離婚について思うこと

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少し前になりましたが、トレンドにあがっていた#コロナ離婚について報道も多くなってきていて、今は深刻なDV被害にまで発展するケースもあったりと、胸を痛めております。

闘わなければいけないのは未知なるウィルスであり、夫や妻ではないはずです。

とはいえ、各家庭にそれぞれの事情があり、一括りにして頑張ろうだの、乗り越えようなんてそれは少し違うような気もします。

この長引く自粛生活もまた延長となり、誰もがストレスを抱えている毎日です。

 

私は結婚してすぐに、自宅で仕事をしている夫を手伝う事になったので、1日24時間夫と一緒にいる生活スタイルです。早、6年目を迎えようとしております。

ケンカがない訳ではないですが、あっても些細な事なので大きな揉め事となったり、離婚を考えるようなイライラにまでは発展しません。

 

どの家庭も、色々な複雑な状況が絡み合い、生活が大きく変わった事に間違いはありません。夫や自分がリモートワークを余儀なくされたり、または仕事を休んで子供の面倒を見ながら家の中でひたすらステイ・ホーム。

ストレスを抱えていてもいなくても、一旦湧き上がった想いを打ち消したり、努力に変えることはこの状況下の中、容易ではないことは百も承知ですが、

普段、私なりに気をつけている事が少しでもお役に立てればと想いをこめてみました。

 

予想される疑問点


「どうせ広い部屋に住んでいて、1日中一緒とは言っても、別々の部屋で仕事してるんでしょう」…と、思われがちですが、

事務所としている仕事部屋は6畳で、パソコンデスクを並べて隣同士での仕事です。

上司と部下であり、同僚です。別作業でリビングに居たりもしますが、基本は6畳一間に二人きりです。

 

「ラブラブなんでしょう」…と、思われがちですが

鉄婚式(6年目)をそろそろ迎えますので、長年連れ添ってはいませんが、新婚ホヤホヤでもありません。

ニュースで悩みを明かす主婦の、婚姻歴は大体4〜5年で、十数年経過した夫婦だともう回避法は解っているか、既に破綻しているとは思いたくありませんが、粛々とカウントダウンを迎えようとしてる人は敢えて騒がず口に出さないのかもしれません。

それ以上の先輩方々は、お互いを別な意味で尊重し、自由に過ごしているので問題は起きていないのかもしれません。

 

「子供がいないから」

そうです。いるといないのでは大きく負担が違ってきます。

子供ではなくとも、家族が多ければ多いほど、誰かのストレスを受け止めてさらにストレスを放出し、良くない感情が家の中を悶々と覆い尽くします。

学校が休みになり、保育園等々も閉所しているのならば面倒を見なければならず、1日3食を用意するのが子供だけでなく、リモートワークで家にいる夫の分まで…だとすると、働けなくてお金の心配をしながら、1日中家にいる夫と子供の面倒を見なければならない状況は想像するに足りません。

子供がいない私が言うのは綺麗事なのかもしれませんが、こんな時だからこそ、1番近くにいる家族や夫婦が協力できなければ、今世界が闘っているものに立ち向かえる訳がないと思うのです。

 

相手を気遣う 

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漠然とし過ぎていますが、例えば私達の場合ですと、

「相手の行動を中断させるような事をいきなり命令する」

こんな時に雰囲気が悪くなり、喧嘩に発展する確率が高いです。

「自分の要求を満たす前に相手の状況を考える」

これは、社会に出れば普通にできる事でも、家族だと甘えが生じ、要求することに何のためらいも無くなってしまってはいないでしょうか。

コロナ禍前であれば、こんな事があってもちょっと我慢してお互いそれぞれに過ごせば忘れてしまうような些細な出来事でも、1日中家にいて何度も繰り返されれば爆発するのは当たり前です。

相手がそうであるならば、まずは自分から気をつけて実践した上で、相手にも「自分はこういう風に気を付けているから、あなたにもお願いしたい」と言う気持ちは伝えましょう。

相手にお願いしたいことがあるときは

「今、大丈夫かな」「ちょっと、いいかな」「〇〇してるところごめん」

と、最初に伝えるだけでかなり雰囲気が変わるはずです。

 

挨拶をまめに交わす

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「おはようございます」

「こんにちは」

「お疲れさまです」

これら挨拶は、なんら問題もなく普通に交わしてる家庭と、会社ではできるけど、家の中で言ったことがない人と分かれるかもしれません。

挨拶はあまり交わさない人なら気恥ずかしい思いもあるかと思いますが、子供の前でもいいお手本になるし、気分が悪くなる人はいません。

トイレから戻り、仕事部屋に戻ったとき。

廊下ですれ違ったとき。

お昼休憩の時。

色々ありますが、私の家ではこのようなタイミングで必ず挨拶を大声で交わします。親しき仲にも礼儀ありで、敬語です。

お互いがちょっとイラッっとした時など、返答のトーンによりけり、機嫌の確認にもなります。声を出す行為は、自分にも自然と喝が入り、元気になっていきます。

同じように、大きな声での電話応対も相乗効果があります。

元気に電話対応している夫の様子は、自然に自分にも波及して自分の電話対応にも良い結果を生み出します。逆もしかりで、夫がクレーム対応中で落ち込んでいるときに、こちらが大きな声で電話対応しているとハッと我に返り、前向きになるということも何度もありました。

 

イラッとすることがあっても一旦飲み込む

直ぐに口答えしてしまう私には難しい事でしたが、(それは違うよ)と思っても一旦受け止める、飲み込む事がどんなに大事なことかわかりました。

(でも、こうじゃないかな?)と言う言葉を、言われて直ぐに言うのと、ワンクッション置いてから言うのでは、伝わり方がだいぶ違います。

 

それでも喧嘩になってしまったら

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喧嘩が始まってしまったら、それはもうとことん思いの丈を吐き出してみましょう。

但し、いつもとスタイルを変えて、丁寧に相手を気遣ったケンカです。

イライラが募ってストレスが溜まるのは、言いたい事を押さえてるからです。

「どうせ言ったところで話を聞いてくれない」「ケンカになって余計なパワーを使うぐらいなら我慢する」と諦めて悶々と抱えてはいないでしょうか。

その抱えたものは、いつか消えて無くなる事はありません。必ず後ほど爆発するか、別な何かに向けて発散される事となります。

ケンカになると面倒なので言いたい事を抑えて逃げてしまいがちですが、こうなったら伝えたい事は伝えましょう。

ただ一方的にぶちまけるのではなく、相手の意見も尊重し、相手の言い分も充分に汲み入れて、二人の落とし所を決めましょう。

相手の意見や提案を真っ向から否定したり、ケチをつけてはいけません。自分が否定される事を考えてみて下さい。話にならないと思わせてはいけません。

納得がいかないのに押し切る、押し切られるは、後々またケンカの火種になりますのでできれば紙に書いて二人で確認できればと思います。

また、どうしようもないイライラや怒りを抑えられない時は、それぞれの逃げ場所を決めて一旦、時間の経過をはかりましょう。

どんな時にイライラするのか、等を明確にして確認しあい、避難場所…までは厳しいかもしれませんが、外へ一旦散歩する。車の中でしばし時を過ごすなども明示しておきましょう。

 

最後に

最近は、自宅で副業に専念する方も多いので、夫婦の時間が多い方は、同じ目標を持っているという点では達成すれば喜びを分かち合えるので、重大なことには発展しづらいと思います。

家族や夫婦で、今の目的は何なのか、立ち向かう敵は何なのか、明確に話し合えるか否かでかなり違ってくると思います。

話しあえたり、思いのたけを吐き出したり、聞いてもらう事ができると不思議とスッキリして、もうどうでも良くなったりします。優しい気持ちが少しでも生まれたら、落ち着いて話し合うこともできると思います。

そこまで持っていく事ができれば、あとはそれぞれの夫婦や家族の形でルールを決めたり、解決方法を導き出していけばいいだけです。

闘わなければいけないのは未知なるウィルスであり、夫や妻ではないのです。

家族は「同士」なのであり、「敵」ではありません。

今、闘うべき相手はコロナです。

 

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おまけ

家の中で簡単にできるヒーリングなのですが、バスルームの電気を消してお風呂に浸かる・・・というのはかなり効果的です。

脱衣所の明かりだけつけておけば、真っ暗闇にはなりませんのでお薦めです。

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