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40代主婦の七転八倒雑記ブログ

金融リテラシーが低い私が挑戦する投資

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こんにちはこえりだすぅ(@fumichaco_ree)です。

 

例えば「1ドル110円」。これが円高なのか円安なのかわらない。大体「今1ドル何円ですか?」と聞かれてもわからないぐらい、経済に関しては全くの無知で無関心で生きてきてしまいました。

そんな私でも投資を始めたという事実が、誰かのお役に立てたらいいなと思いたち、晒してみようと思います。

相場の見解やお薦めの銘柄・・・などの記事ではございませんのでご了承下さい。

この程度でもできるのかと、同じ様な初心者の方に自信を持って頂けたら幸いです。

 

 

金融リテラシーの低さ具合

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もしかしたら同じ様に、認識はしつつも人には言えない…方々が、一定数いるのではないかと思います。

 

①親のお金管理がメチャクチャだった、その子供であった

貯蓄とは無縁の母子家庭で育ちました。学校で金融教育があったなら、少しは違っていたのかもしれないと強烈に思います。貧困を極めた訳ではありませんし、贅沢はできなかったけど何とか育ててもらいました。

でもお金の事に関しては、周りに教えてくれる大人はあまりいませんでした。

 

情報弱者

今のように情報を取りにいけない時代のせいにはしたくないのですが、お金の事はとても周りにきけませんでした。

今の様に直ぐに検索ができるのであれば、また少しは違っていたかもしれませんが、タラレバです。

 

③危機感がない←想像力の欠如 

社会人になってからは子供時代に鬱屈としていた「好きなものを買ってもらえない」‥等々、様々なコンプレックスは物欲で満たすことで安心感を得てきたと、今更ながら分析・納得しております。

もらった給料を貯蓄などする訳もなく、あればあるだけ使い果たすという刹那的スタイルでした。

何かがギリギリでしたが、こうして生きてこられたので「何とかなる」という無謀ともいえる自信だけはありました。

だけどそれは、とても危険な思想です。

この思想は、将来のライフイベントにかかってくる出来事をきちんと想像・想定できない=試算できないという事だと思います。

これに気付けるか気づけないかで未来は大きく変わってしまうんだという事を今初めてわかったのです。

 

不安を感じ始めたきっかけ

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一部上場企業子会社の経理部に派遣で転職できましたが(後に社員へ)、この転職が大きな転機となりました。

やはり、環境とは大切です。毎日の情報がお金だと、必然的に自分の不甲斐なさを知ることとなります。年齢的な事も含めて恥ずかしさもどっぷりと出てきます。

システムが全てやってくれたので、簿記の知識など不要で仕事はできました。

お金や経済について職場で学べる良い機会かと思いきや、金融リテラシー高めに囲まれると全てにおいて知っていることが当たり前過ぎて、逆に何も聞けなくなってしまったと言う不幸な事実。

会社で確定拠出年金を導入することとなり、その説明会での劣等感たるや。

投資信託」はおろか、年金の一階建ても二階建てもわからない。そもそも年金の意味、仕組みも分からず、若いときは「もらえるかどうかわからないから私は払っていない」と言う友達の意見に右へ倣えし、未納期間を生んでいたほどです。(後にこれはマズいとボーナスで追納) 

投資との濃厚接触

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お金に関する事に少しずつ開眼しながら、カードでのリボ払いを辞めてみたり、ローンをまとめたり、ボーナスを少しずつ貯蓄する、などを始められるようになった頃、遅い結婚をすることとなりました。

会社を経営する夫との出会いは、劇的な思考の変化となりました。

自分にとっての金融ショックです。

借金だらけの会社を親から引き継ぎ、倒産させる事なく返済し、行政の補助も積極的に取り入れ、情報を常に自分から取りに行き、無借金で会社を経営するスタイルは、私の生き方にまで影響を及ぼしました。

夫の手伝いをしながら、その本業を利用した副業を始めると同時に、退職金等の少しの蓄えで株式投資を試みる事となったのです。

 

まず始めたこと

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①日経の番組を見る

www.bs-tvtokyo.co.jp

www.bs-tvtokyo.co.jp

www.bs-tvtokyo.co.jp

 

朝など何気なく流していたワイドショー番組から、それらを全て切り替えました。

お金や投資についての本などは、何を買っていいか全く持って選べなかったので、まずは耳から情報を大雑把に把握して、経済にちょっとずつ触れていこうと言う作戦でした。

ここからわからないワードを抜き出して、検索していくような方法。

ちんぷんかんぷんで苦痛かと思いきや、意外や意外で今現在も欠かさず視聴することとなりました。

これには、凛とした知性の光るキャスターや個性豊かな日経の編集委員・解説キャスターや、ストラテジストとの掛け合いがとても面白かった事も起因しております。

垂れ流しに見ていた他局のアナウンサーよりよっぽど顔と名前を認知し、ファンになり、推しになるとは思いませんでした。(特に小谷真生子キャスターは憧れの女性となりました)

②車中はラジオ日経を聞く

www.radionikkei.jp

 

日中は、銀行に行ったりヤマトへ荷物を出しに行ったりと、車での移動も多かったのでその時は必ず「radiko」で聴きました。

欠かさず聞いていると、好きな講師や評論家を見つける事ができ、朝のウォーキングや夜のお風呂でもタイムフリー機能を使って聴いていたぐらい、飽きませんでした。

勉強!勉強!という感じではなく、全体的な雰囲気を掴むには、目で追うより耳からの情報の方がすんなりと入ってきたように感じます。

③トレダ

www.k-zone.co.jp

これを1年間やったことは無駄にはなりませんでした。

株式投資をいきなり始めるには抵抗があったので、トレダビと並行して、証券口座を選び、申請し、開設し、入金し・・・と自分のペースでゆっくりと進める事ができました。

 

日経のニュースは2015年頃から見始めて現在も欠かすことなく視聴。日課となっております。

2016年から株式投資を半年だけ開始(相場を味わった感じ)

当時の手法は、5万円以下で買えるような投資先を4~5つ買って2~3週間で売る・・・ような方法でしたが、明確な目的はなく、その時その時で気になった銘柄を買うようなスタイルで、下がれば狼狽売りしたりとポートフォリオなどもメチャクチャです。

それでもなんとか損だけはするまいと、全体で7000円の利益だけ出して終了しました。

理由は、夢中になりすぎて副業がおろそかになったからでした。

2016年から昨年までは投資に参加したい気持ちを持ちつつ、静観していましたが、「銀行預金に寝かせておくことだけはしたくない」という気持ちは膨らんでいたのです。

 

目指すところ

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昨年末からTwitterを始めて情報収集した結果、とにかく銀行預金だけはやめておこうと思い立ち、証券口座に資金を移動して準備だけはしておきました。

投資にあまり時間が取れないことは十分理解したので、

 

①ほったらかしにできる投資信託を選ぶ

②NISAで運用

③銀行預金だった200万

④運用期間は15年位

これが目指すところです。

米株投資をなんとなく意識しながら、でも右肩あがりで不安があったのでなかなか始められないところでこのコロナショックが起きました。タイミング的には今しかないと思いました。

この先も乱高下が続くのだろうと思いますし、経済もしばらくは冷え込んでいくのは目に見えておりますが、

「銀行預金よりは良い」

「ここからまた暴落も考えにくい」

「もう見計らうタイミングではない」

と、判断し決断。

 

お前は140歳まで生きるだろうと夫に言われているので、そう考えると投資期間はあと100年近くありますが、一応15年としました。

でもNISA口座なので、確か5年ごとの面倒くさい何かがあったような・・・そんな程度でしか考えておらず、つべこべ言わずやりながら考えていけばいいだろうとゆるく考えております。

何にいくらかは、この先お伝えできたらいいなと思っております。

 

まとめ

結局のところ、投資も含めてお金にまつわる事に関し、金融リテラシーの低い人はどうすればいいのかという事に関して、私は何も指南はできません。

私の場合は、原因は様々ありますが、

将来のライフイベントにかかってくる出来事をきちんと想像・想定できない=試算できていないという事に気づくことができた。

これに気付けるか気づけないかで未来は大きく変わってしまうんだという事を今初めてわかったのです。

このどうしようもない金融リテラシーの無さ、底辺具合を改める時が来たことを、気付けた事だけでも、0から1になったと思いたい。

同じように悩んでいた人がいるのなら、今からでも遅くない、年齢は関係ない、と言うことを声を大にして言いたいのです。

そこからは、自分の悩みを一つずつ抽出して自分なりに情報収集して取りにいくべきだと思います。

 

ここまで到達できたのは、ひとえにTwitterのおかげです。

Twitterで励まして頂き、アドバイスをくださった方が、私の質問をブログの記事にしてくれました。

necomania.com

感謝しかありません。

貴重なブログの1つの記事に時間を割いて頂いたのです。

何かお礼をしたかったのですが、なかなかブログも始められない自分に対して応援をしてくださったので、記事にしてくれた御礼は記事で返したいと、こうしてなんとか公開に至りました。

 

SNSで情報を取りに行くということは、このような出会いもあったりして大変に励みになります。

 

ちょっと検索すれば、溢れるほど情報に満ち満ちているこの状況を、利用しない手はありません。

ましてや他人に恥ずかしくて聞けないのであれば、尚更自分で情報収集するしかないのです。

危機感を感じた方がいるのであれば、一緒に頑張りたいと切に思う次第です。